結婚式の入場曲は、場面ごとに1曲ずつ選ぶのが一般的です。挙式(チャペル、神社、人前式)にはクラシックやゆったりしたラブソング、披露宴の入場にはテンポのいい曲を合わせます。好みよりも大事なのは3つの調整です。ひとつは長さ(入場は1〜2分)、ふたつめはテンポ、みっつめは会場のルールで、教会やチャペルでは牧師さんや式場のプランナーに確認します。この記事では、場面ごとのアイデアと、二人のために書かれた歌という選択肢を紹介します。
結婚式のプレイリストは何度も作り直すもの。それでも記憶に残るのは、挙式に向かって歩く曲と、拍手の中で披露宴会場に入る曲の2曲です。この日、ゲストが最初に耳にする二人の音楽でもあります。
いい入場曲の条件
まず長さ。入場は、長くても2分ほどです。いちばんの聴かせどころが早く来る曲を選ぶか、サビの手前から流してほしいと司会者や音響スタッフにお願いしましょう。次にテンポ。挙式ではゆっくりしたテンポで急がず歩けて、披露宴ではテンポの速い曲でゲストが手拍子したくなります。最後に会場。チャペル、神前式の神社、披露宴会場では、ルールも音響も異なります。
そして忘れがちな条件がひとつ。曲があなたたちのことを語っていること。二人が出会った夜にかかっていた曲のほうが、結婚式の定番ランキング1位の曲より心に残ります。ゲストは今年の夏、すでに3回、同じ曲を聴いているかもしれませんから。
入場の成功は、いちばん有名な曲ではなく、最初の10秒で決まります。
場面別、入場曲のアイデア
チャペル挙式:よく響くクラシック
新婦の入場には、ワーグナーの歌劇『ローエングリン』の「婚礼の合唱」(いわゆる結婚行進曲)、パッヘルベルの「カノン」、バッハの「G線上のアリア」(管弦楽組曲第3番の「アリア」)が定番です。メンデルスゾーンの「結婚行進曲」は退場に使われることが多い曲です。レナード・コーエンの「ハレルヤ」のような世俗の曲は、どこでも許されるわけではありません。式次第に載せる前に、牧師さんや式場に確認しましょう。
神前式・人前式:短く、軽やかに
神前式では雅楽や式場の決まりがあり、人前式(ゲストの前で誓う形式)では曲を自由に選べることが多い、というのが一般的です。ただし式場ごとにルールが違うので、打ち合わせの段階で確認してください。人前式ならラブソングが似合います。ポータブルスピーカーで足りる場合も多いですが、再生ボタンを押すのは新郎新婦以外の誰かにお願いしましょう。
ガーデンや海辺の挙式:自由なスタイル
場所に縛られないなら、なんでも選べて、カップルがいちばん冒険できる場面です。よく選ばれるのは、エルヴィス・プレスリーの「Can't Help Falling in Love」、イズラエル・カマカヴィヴォオレの「Somewhere Over the Rainbow」、エド・シーランの「Perfect」、あるいは大切な曲のピアノアレンジなどです。屋外なら、生演奏の人を頼むか、前日に音響をテストしておきましょう。ノイズの入るスピーカーは台無しにしてしまいます。
披露宴の入場:ゲストを立たせる
ここで大事なのはエネルギーです。ブルーノ・マーズの「Marry You」、ファレル・ウィリアムスの「Happy」、スティーヴィー・ワンダーの「Signed, Sealed, Delivered (I'm Yours)」、ジャスティン・ティンバーレイクの「Can't Stop the Feeling!」は、イントロで自然に手拍子が起こります。もっと自分たちらしくするなら、出会った年のヒット曲を選ぶカップルも多く、友人たちは曲を聴いて、その理由に気づきます。
自分たちのための歌
最後の選択肢が、二人の物語を語る歌です。サビには二人の名前が入ります。ゲストは2フレーズ目で、歌詞が自分たちのことだと気づき、入場が特別な時間になります。
名前入りの入場曲の作り方
フォームに、二人の物語を書きます(贈り物の場合は新郎新婦の物語を)。二人の名前、出会い、2〜3つの思い出、スタイルです。支払い前に歌詞を読み、修正でき、そのあと私たちの音楽AIが作曲と歌唱を行い、数分で2曲のフルバージョンが届きます。メロディはそれぞれ別のものです。入場なら、場面に合ったスタイルを選びましょう。挙式にはバラードやゴスペル、披露宴にはディスコやダンスソウルがおすすめです。プラチナディスク(13ユーロ)なら、同じ歌が2つのスタイルで届くので、挙式用にはやさしいバージョン、パーティー用にはリズミカルなバージョンというふうに使い分けられます。仕上がりはプラチナディスクのデモで聴けます(デモは今のところ英語で歌われています。実際の歌は、あなたが選んだ言語で歌われます)。また、結婚式の歌の例もご覧ください。
ひとつ小ワザ。サビの直前から流してもらうよう司会者や音響さんに頼むと、扉をくぐる瞬間に二人の名前が響きます。MP3は最初のプランからダウンロードでき、3つのプランの詳細はトップページに載っています。音響スタッフには1週間前に渡しましょう。友人代表からのサプライズ贈り物なら、友人代表スピーチと歌のガイドが進め方の参考になります。披露宴全体については、結婚式のオリジナルソングのページをご覧ください。
入場を台無しにする失敗
- サビが3分目に来る曲:サビが始まる前に、もう席に着いています。
- 教会や式場に曲の確認をし忘れること:当日の朝に断られるのでは遅すぎます。
- 再生を「誰か」に任せること:担当者を一人決め、スマートフォンにファイルを入れて、音響スタッフにもコピーを渡しましょう。
- 誰もいない会場で音量を決めること:ゲストが入ると音は吸収されるので、ワンクリック上げるか、人が入った状態でテストしましょう。
- 美しいメロディで別れを歌う曲:英語がわかるゲストは、歌詞の意味に気づきます。
料金と納期、率直にお伝えします
既存の曲なら、会場のDJや音響が流してくれる限り、追加費用はかかりません。挙式用の演奏者や小編成のアンサンブルは数か月前に予約が必要で、数百ユーロかかります。作曲家に一曲オーダーメイドで依頼すると、一般的に150〜600 €で、数週間かかります。Tubissimeなら、5ユーロ、8ユーロ、13ユーロで、数分でお届けします。詳しくはオリジナルソングの料金相場に、結婚式のオリジナルソングガイドでは、オープニングから余興まで、当日のほかの場面も扱っています。
よくある質問
結婚式の入場には、どんな曲がいいですか?
チャペルならクラシック(ワーグナー、パッヘルベル、バッハ)、人前式や自由なスタイルの挙式ならやさしいラブソング、披露宴の入場にはテンポのいい曲がおすすめです。いちばんいいのは、二人のことを語る曲。出会いの曲か、二人の物語から生まれた歌です。
入場は何分くらいですか?
一般に1〜2分で、バージンロードを歩く時間か、会場を横切る時間です。聴かせどころが早く来る曲を選ぶか、サビの直前から流してもらうよう頼みましょう。
チャペルで今どきの曲を使えますか?
式場によります。挙式の間は、讃美歌やクラシックを好むところも多いです。打ち合わせでプランナーに確認し、今どきの曲は退場や披露宴の入場に取っておきましょう。
二人の名前が入った曲で入場できますか?
はい。オリジナルソングは二人の出会いを語り、サビに二人の名前が入ります。MP3はほかの曲と同じようにDJや音響スタッフに渡せます。プラチナディスクなら、同じ歌が2つのスタイルで届くので、挙式にはやさしいスタイル、披露宴にはリズミカルなスタイル、という使い分けができます。
まとめ
いい入場は、3つの調整で決まります。聴かせどころが早く来る曲、会場と確認の取れた音楽、再生係を決めておくこと。あとは、自分たちらしいものを選べば大丈夫です。クラシックでも、出会いの曲でも、二人の名前が歌われる歌でも。ゲストが覚えているのは、結局、二人の笑顔です。
